特別賞

日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会特別賞規定

  • (目的)
    第1条 この規程は,日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会細則13条2項に基づき設置する日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会特別賞(以下,特別賞)に関し,必要な事項を定め,その適正な執行を確保することを目的とする。
  • (対象と受賞者数)
    第2条 特別賞の対象は日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会の正会員のうち,耳鼻咽喉科に関連する免疫,アレルギー,又は感染症の分野において国際的に高く評価される卓抜した基礎あるいは臨床研究の業績を有し,同分野における本邦の地位の向上に寄与した者を対象とする。
    1. 通算10年以上の本学会(前身の日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会又は日本耳鼻咽喉科感染症エアロゾル学,若しくは日本耳鼻咽喉科感染症研究会と日本医用エアロゾル研究会を含む)の会員歴を有する原則として申請時満65歳を超えていない正会員を対象とする。
    2. 受賞者数は,該当者がいる年度に限り1名とする。
  • (推薦)
    第3条 本学会の理事又は評議員は,本規程第6条に定める推薦書を,当該年度の定められた期日までに学会事務局へ提出する。但し,同一機関,その関連機関に属している者を推薦することはできない。
  • (選考方法)
    第4条 受賞者は以下の方法で選出される。
    1. 次条で定められた選考委員会は,推薦書に基づき第1次審査を行い,候補者を選考する。
    2. 受賞者は,理事会において選考委員長による選考結果の説明を踏まえて選出され,評議員会の承認を経て,決定される。
  • (選考委員会)
    第5条 選考委員会の構成は次の通りとする。
    1. 選考委員は理事長の推薦を受けた本領域に造詣が深い会員,若干名とする。
    2. 理事長は選考委員会に出席し,意見を述べることができる。但し,採決には加わることはできない。
    3. 選考委員長は委員の互選により選出される。
    4. 議長は委員長がこれにあたる。但し,委員長が選出されるまでは理事長がこれにあたる。
    5. 委員の任期は,当該年度1年間とする。但し,再任を妨げない。
  • (推薦書)
    第6条 推薦者は以下の要項に沿った推薦書(論文別刷以外はHPからダウンロードした用紙に記載)の電子媒体(pdfファイル)を提出する。
    1. 推薦者の氏名,所属機関・役職,及び本学会における役職。
    2. 非推薦者の氏名,所属機関・役職,略歴,及び本学会と他学会における活動歴。
    3. 研究テーマと研究内容の概要。選考の対象となる研究業績の英語原著論文は目録に記載した通し番号を用いて,概要の中に引用すること。
    4. 研究業績に記載した英語原著論文のうち5編以内の主要な原著論文の別刷(pdfファイル)
    5. 研究テーマに関連した研究業績(記載にはVancouverスタイルを用い,共著者全員を記す。)
      1. 英語原著論文の目録(共著を含む。通し番号を振り,最新のインパクトファクター(IF)を記載する。)
      2. 総説,著者の目録(筆頭著者あるいは責任著者のものに限る。総説と著書に分けて通し番号を振り,英語の総説についてはIFを記載する)
      3. 英語論文のまとめ(英語原著論文数とIFの合計)
      4. 国内学会での特別講演,シンポジスト,パネリストの一覧(筆頭演者のみ)
      5. 国際学会での一般演題,特別講演,シンポジスト,パネリストの一覧(筆頭演者のみ)
      6. 競争的研究資金の一覧(代表者のものに限る。各獲得資金の間接経費を含めた総研究費を記載する)
  • (表彰及び副賞)
    第7条 受賞者は,日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会学術講演会において,理事長より表彰状及び褒賞金が贈呈され,受賞記念講演を行う。
  • (学会誌への投稿と掲載)
    第8条 受賞者は,その内容を当該年度の学会誌に総説として投稿しなければならない。投稿された論文は学会誌編集委員会の議を経て,掲載される。

特別賞推薦書